ロンメルの勝利はおもに88ミリ砲使用のおかげだった。
この砲ははじめ高射砲として設計されたものなのだが、対戦車砲として用いたのである。この砲を各防禦拠点の中心に配置して効果をあげたのである。捕虜は少数だった。参謀部の将校が、若いイギリス軍の戦車操縦士を尋問しているのを、通りがかりに耳にした。
「わたしの意見では」とイギリス人は近くの88ミリ砲を憎々しげに見やって、「戦車を高射砲で射つなんて、卑怯ですな」といった。
そばで腰をおろしていたドイツ砲兵が、通訳を聞いて、興奮して言葉をはさんだ。
「なるほどね。だったら88ミリ以外にはぶち抜けない装甲の戦車で、おしかけてくるあんたたちは、もっと卑怯だぜ」
このやりとりは私の微笑をさそった。問題はそこにある。88ミリ高射砲は正面射撃では、マーク二型を擱坐させることができない。だがマーク二型は側面射撃にはまったく脆いのである。
ロンメルの行くところいまや部隊の将兵は歓声をあげて彼を迎えた。彼はすでに英雄になりつつあった。
多くの部隊で彼は将兵をたたえて短い挨拶を行なったが、必ずイタリア軍を称賛するのを忘れなかったし、イタリア軍は事実よく戦った。
ベルントは抜け目なくロンメルの成功を宣伝に転化して、大いに利用する方法を心得ていたので、戦地でのロンメルの名声を高めるのに努力した。ロンメルの功績はもちろんドイツ国内でも喧伝された。その後間もなくハルファヤ峠を「刧火峠」と称しているイギリスの新聞記事が手に入った。ベルントは興味深くその記事を読んだが、さっそくベルリンのゲッベルスのもとへ送り届けた。
一つの伝説が、すでに、砂漠で生まれて育っていた――狡猾で、出没自在、敏捷に動きまわる「砂漠の狐」の伝説が。
船尾から、炎が吹き上がった- □ンメル伝説のほとんどは英米の脆弱インテリジェンスで構成されてるだろ
- 高射部隊が地上目標撃つの躊躇ったから拳銃で脅して無理やり撃たせたらしい
- 攻勢限界点無視男
- これもう半分低射砲だろ
- 兵站無視イケイケ元帥
- 「B29を竹槍で落とすなんて、卑怯ですな」
- 田宮模型がプラモデルの商品名としてエルヴィン・ロンメルにちなんで「ロンメル」という名称を用いたため、
日本国内ではそのように呼称されることもあるが、それはあくまでも商品名であり、実際にはそのような名称は使われていない。 - イギリス人「戦艦を陸上攻撃機で攻めるなんて、卑怯ですな」
- >>9
陸攻は対艦攻撃用だろとネタにツッコミ - 対空砲は鉄2で生産できて貫通能力もあるから貧困国の師団に組み込むにはちょうどいいんだよな
- 高射砲を地上目標に使ってはいけない理由ってなんかあったの？
- >>12
ドイツ側の返しも含めてヨーロッパ人の好きな皮肉だろ。
端から見ると「その手があったか」と常識に縛られない兵器運用を称えてる様にも取れるけど 。 - イギリス人「協力すれば戦後土地をやるなんて戯言を信じて、ごちゃごちゃ言ってくるなんて、卑怯ですな」
- ロンメルって美味そうな名前だな
- 高射砲撃ったことある奴ならわかるだろうけど
一応狙いはつけるけどあれで上空飛んでくる敵機を撃ち落とせる気がしないからな もうダラダラ撃ちまくるしかない
その点戦車相手ならたーのしー - >>15
どうせ当たらないのに大量の弾薬もったいないと感じてしまうわ
でもプレッシャーかけるだけでも意味あるのかね - >>62
一見してダメージ与えてなくても破片で損失出れば長距離飛ぶ中で墜落したり中の人員負傷させれるし油圧や電気やれるから直撃に近い形である必要は無いんじゃね？ - >>62
機体の近くでボンボコ爆発があったらビビって逃げるだろ
アメリカ以外の国は適当に撃ってワンチャン破片が当たればくらいだったからなアメリカだけは機体の近くで的確に爆発するようセット出来たがな
- でも勇次郎には高射砲も効かなかったね
- >>20
あいつ何なら効くんだよ - >>20
え？普通におっさんの狙撃銃麻酔で一発コロリだったじゃん - 37ミリ・88ミリ砲は三段撃ちのジオラマ作った
- もしもロンメルがスエズ運河突破してエルサレム陥落させてたらどうなったんだろう
- >>23
マジな話インドマレーに英国軍の増援が送れなくなってインパール作戦が成功してしまう可能性がある - ドイツ軍では28cm高射砲なんてバケモノも計画されていたようだが…
- リビアあたり行ったり来たりしてもさして意味は無いだろうに
- 日本軍戦車兵「ブローニングで戦車を撃つなんて、卑怯ですな」
- >>27
米国の戦車以外のAFVの脆さは異常なのになぜ戦車だけ一貫して硬いのやら - >>27
やめい - >>27
ライフルですら抜かれる噂もあるからな - >>45
89式と95式は上方と後方だったか接近した場合の側面だったかが12.7mmで抜かれるハズだが装甲厚的に装甲車と間違えてたって話じゃ無かったか - 専用のAP弾用意してあるんだから始めから戦車も撃てるように設計されとるわな
そもそも仰角もそういう風に設計されとるし - デカイし重い 陣地転換とか大変 高射砲だもの
- >>32
ナチスドイツは試作で88mm自走高射砲も作られたが、量産はしなかったな
牽引砲のまま運用されたから移動が大変 - >>37
WoTで見たわ
トースターみたいなヤツだろ？ - アハトアハトは設計時から対戦車戦闘を考慮してるし
だから徹甲弾もバシバシ撃てる - そもそも飛んでる飛行機とか撃つの大変だしなそりゃ戦車撃つ方が役に立つよな
- ナースホルンとかこれより砲身長あるの積んでたんでしょ
- タミヤの88mmの説明書で読んだわ 45年くらい前に
- 日本陸軍にも8.8 cm FlaK 18/36/37があれば・・・
- ジャップも88ミリ高射砲を大量生産大量配備すりゃよかったじゃん。
都市空襲も沖縄でもそれで勝てただろ。何でやらなかったの？ - >>42
高度10000mまで弾打ち込める高射砲が存在するか？ - >>48
15cmのと艦砲は出来たハズ - ジャップも長10センチ砲を戦車に積めば良かったのに
- クレフェルトの補給戦だと「ロンメルは愚将」という評価。
ヒトラーの指示通り数個師団でチュニジア周辺の防備を固めていた方が、ドイツにとってずっと良かった。
北アフリカ戦線のおかげで、7000両ものトラックを吸い取られ、最終的には独伊両軍で20万以上の捕虜を出して北アフリカから逃げ出すはめになった。 - >>44
政治家の支持を無視して独断専行、勝手に戦線拡大ってどこかで聞いた話だな - >>1
読んだけど、マーク2戦車は紙装甲のはずだが
重装甲なのはマチルダ2戦車では - >>46
マチルダ2をマーク2と呼んでるだけ
独の四号戦車も英軍読みは｢マーク4｣、四号戦車の長砲身型は｢マーク4スペシャル｣ - 97式はブローニングでボコられるけど95式は国民党のマウザーでボコられるんだぞ
- ググッて調べたら、一部のマーク2戦車も増加装甲貼って60mm以上に増厚していたのか
マチルダ2戦車が装甲75mmだから、けっこう防御力高いな…… - モントゴメリーのWIKI見るとアメリカ陣営の人と喧嘩ばかりしてたみたいな事書いてあるし
誰が有能だったかわかんなくなるな - 当時のアフリカ英軍のは
対歩兵戦車が主だった幸運も？ - スレタイのやり取りはワールドタンクミュージアムに同梱されてるミニ漫画にも描かれてたな
- 高射砲って動けないし装甲もないし
それで正面から撃っても意味ないから側面限定って厳しくない？ｗ - >>59
牽引砲ってそういうものだから
待ち伏せしてチャンスが来るのを待つしか - 対空機銃も水平射の方が主じゃん
- ドイツ軍が世界最強レベルの陸軍国だし
それと比べたらお荷物なんじゃね
日本は海軍国だから陸軍が弱くてもあんまりポンコツって考えないでしょｗ - これに比べると日本陸軍の誇る一式機動四十七粍速射砲なんぞ豆鉄砲だな・・・
- >>72
速射砲は待ち伏せしたら300mくらいでM4シャーマンの側面くらいは撃ち抜けるから…つーか戦車の主砲ってヤクトティーガー＞センチュリオン=ヤクトパンター≧ティーガーⅡ=ファイアフライ＞＞パンター=IS-2＞ティーガーⅠなんだよな
ほとんどあらゆる距離で
しかもパンターはティーガーⅠの1/3というお安さ - 88ミリなら正面からぶち抜けそうなもんだが
マチルダ2ってそこまで装甲厚くないだろ - >>73
Wikipediaに装甲貫通力のデータ載っていたけど、2000m離れると抜けなくなる数値だった
距離が離れると貫通力が下がる
牽引砲だから交戦距離は遠いだろうし
改良徹甲弾使えば貫通力少し高まるようだが - 日本語
- 日本が比較すべきはイタリアだから…
陸軍の装備品に関しては特に - 日本も石灰は豊富なんだから、高射砲塔ぐらいは建てられそうなのにな
こういう点でも欧米に負けている
イギリス戦車兵「高射砲で戦車を射つなんて、卑怯ですな」
嫌儲
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