Twitterの迷走によりスレッズが再注目されてしまうwwwww

アングル：広告主の期待集まるスレッズ、今後ツイッターから乗り換えも

［２４日　ロイター］ – 米ＩＴ大手メタが今月新たに立ち上げたＳＮＳの「スレッズ」は、実業家イーロン・マスク氏が所有するようになってからのツイッターに比べ、物議を醸す要素は少ないし予測可能性は高い、というのが一部の広告主側の認識だ。そのためアナリストの間では、いずれスレッズが広告事業に足を踏み入れた場合、収入をツイッターから奪う形で成長していくのではないかとの見方が出ている。

５日にサービスが始まったスレッズは、ＳＮＳとして利用者数１億人突破のスピード記録を塗り替え、短文投稿の分野で牙城を築いていたツイッターにとって初めて脅威が出現したと言える。

調査会社センサー・タワーによると、足元でスレッズのダウンロード数と利用件数は減少しており、今のところスレッズは広告を解禁していない。

それでもバーンスタインは１８日付ノートで、スレッズが利用者をつなぎとめることができれば、今後スレッズの年間広告収入はツイッターが２０２１年に稼ぎ出した５０億ドルに達する可能性があると予想した。

バーンスタインは「スレッズの未曽有の普及はメタにとって、わくわくするような希望の芽吹きだ」と指摘。一方でまだ立ち上げられたばかりで、以前にはクラブハウスなどつかの間で消えていった例もあるとくぎも刺している。

モーニングスターのアナリストチームは１１日、スレッズは２０２４年から２７年にかけてメタの売上高を毎年２０億―３０億ドル上積みしてもおかしくないと表明。エバーコアＩＳＩのアナリストチームは９日、スレッズは２５年までに８０億ドルの年間収入を確保できると試算した。

メタの資金力や、インスタグラムとフェイスブックの成功体験をテコにスレッズが順調に育ち、やがて広告事業に参入すると見越した幾つかのブランドは、既にスレッズ向けの広告費をいくらにするか検討しているかもしれない、と複数のアナリストや広告業界幹部は話す。

コンテンツ・マーケティングを手がけるブルー・アワー・ステュディオズ幹部のテーラー・ミシェル・ジェラード氏は、インフルエンサーとのスポンサー契約の一環としてＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）やインスタグラムに加えてスレッズへの投稿を考えている顧客がいると明かした。「既存のキャンペーンにスレッズを活用するのは素晴らしい手段だ」という。

ブランドマーケティング・広告代理店モーメント・ラブの共同創設者マット・ヤノフスキー氏は、スレッズで広告掲載ができるようになれば、ブランド各社は「何の疑問も持たずに」広告先をツイッターからスレッズに乗り換えるだろうと言い切り、顧客の何社かは既に年内にスレッズ向け広告予算を計上するべきかどうか吟味中だと付け加えた。

https://jp.reuters.com/article/meta-platforms-threads-advertising-idJPKBN2Z5048