西目屋村の前村長、便宜を図った業者から石灯籠受け取る・青森県

西目屋村の前村長を追起訴 業者から石灯籠受け取る

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20210326/6080011937.html
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西目屋村をめぐる贈収賄事件で、関和典前村長が村の随意契約などで特定の業者に
便宜を図った見返りに石の灯籠を受け取っていたことが分かりました。
この灯籠は、関前村長が持つ庭園に設置されていたということで、
検察は２６日、関前村長を収賄の罪で追起訴しました。

追起訴されたのは、西目屋村の前村長、関和典被告（５４）です。
起訴状などによりますと、関前村長は、平成２８年に村が行った二宮金次郎像など
２件の移設工事の随意契約などで、特定の石材店に便宜を図った見返りに、
石材店の代表取締役の男性から石の灯籠１塔とその工事費用あわせておよそ７０万円相当を
受け取った収賄の罪に問われています。
石の灯籠は、西目屋村にある関前村長が所有する庭園に設置されているということです。

一方、検察によりますと、石材店の代表取締役だった男性については、
贈賄の時効が成立しているとして立件しないということです。
検察は関前村長の認否を明らかにしていません。
また、青森地方検察庁はこの追起訴をもって、関前村長に関連する事件の捜査は終結したとしています。

関前村長は、青森市の業者に便宜を図った見返りに合わせて２００万円あまりの
現金を受け取っていたとして収賄などの罪でも起訴されていて、
４月２０日に３回目の公判が青森地方裁判所で開かれます。

03/26 17:12