【野球ゲーム】「パワプロ」、ゲーム発売２７年目で初めて主人公に声　主人公のパワプロ役は白石涼子

3/18(木) 15:59
スポーツ報知
　
　大人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」が、ＫＯＭＡＭＩ公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルでＷＥＢアニメ「パワフルプロ野球　パワフル高校編」（渡邉徹明監督）として配信され、主人公・パワプロ役に、アニメ「よんでますよ、アザゼルさん。」（２０１１年）で堂珍光太郎役を務めた声優・白石涼子が抜てきされたことが１８日、発表された。ＷＥＢアニメは全４話の各話約１０分で、１、２話は２０日から、３話は２７日、４話は４月３日から無料配信される。今後の続編は未定となっている。

　１９９４年に初めてパワプロシリーズが発売されてから２７年目、主人公・パワプロについに声が付く。きっかけは、２年前のパワプロ２５周年で、アニメ化の企画が水面下で進行していた。ＫＯＮＡＭＩの担当者によると、作品のイメージを壊すかもしれないと、主人公に声をどう付けるかは最後まで悩んだという。ただ、アニメ制作に際し、主人公の声無しの芝居だけでは、演出上困難な部分が多く、一世一代の決断を下した。

　主人公は捕手の設定で、声優・逢坂良太が声を務める星井スバル投手とバッテリーを組み、超高校級の二刀流エース・木場嵐士（小野友樹）率いる覇道高校打倒を目指していく。パワプロには社会人野球など様々なシチュエーションがあるが、その中から野球の王道ストーリーが描かれている高校編が選ばれた。

　主人公に抜てきされた白石は、「あまりにも有名すぎて、オーディションに受かった時はとてもうれしかったですが、プレッシャーもハンパなかったです！」。口がないのがパワプロキャラの特徴だが、「表情や動きがとっても豊富で、表現も豊かだったので、細かな感情をしっかり伝えられたら」と意気込んでいた。

　小学生のころにパワプロ５、６をプレイした渡邉監督は「オファーを受けたときは、僕自身もパワプロユーザーとして、面白そうと思ってお受けした。サクセスの独特な世界観を映像に落とし込めたらと思った。口、関節、指がないので、誰がしゃべっているか分かるように制作しました」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69ace555a3335ce7910bf71e63887ccfa2d1f3c1

他は普通の名前なのに主役の捕手は「パワプロ」って名前なの？？？