電気車椅子利用者登録制導入へ 全国２例目・石川

電動車いす利用者の登録制導入へ

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210219/3020007433.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

全国で相次ぐ電動車いすの事故の抑止につなげていこうと、石川県は、利用者の名前などを登録し、
安全講習を実施していく新たな制度を設けることになりました。
電動車いすをめぐるこうした登録制度が導入されるのは全国の都道府県で２例目だということです。

電動車いすは、高齢者や障碍者の移動手段として利用が広がる一方、全国で事故も相次いでいて、
県内では去年６月、能登町のトンネルで、電動車いすの女性が車にはねられ死亡する事故が起きています。
電動車いすは、法律上は「歩行者」として扱われるため、免許は必要とされず、
操作に習熟しないまま利用して、事故につながるケースもあるということです。

県は、こうした事故を未然に防ぐため、販売店などと協力し、電動車いすの利用者の
名前や住所などを登録した上で安全講習を実施していく新たな制度を、
ことし４月以降、導入することになりました。
講習では、段差や傾斜のある道での安全な走行の仕方などについて、
警察とも協力しながら指導を行うということです。

県によりますと、電動車いすをめぐるこうした登録制度が導入されるのは、全国の都道府県で２例目だということです。

02/19 12:42