パソコンメモリ暴落へ「中国企業大量生産開始」メモリバブルは間も無く崩壊すると業界速報

メモリ価格高騰の終焉か？ Acer会長が「中国企業が動く」と発言、専門家は近日の価格逆転を警戒
https://japan.storm.mg/articles/1083071

最近のメモリ価格の急騰は、世界的なチップサプライチェーンに影響を与え、業界の注目を集めている。示意図。（資料写真・AP通信）
世界的なAI需要の高まりとメモリ生産能力の逼迫により、最近メモリ価格が高騰し、DRAMの市場価格が急上昇していることが業界で注目されている。この点に関し、万宝投資顧投資総監・蔡明彰氏は、20日、個人のYouTubeチャンネルで、メモリは現在間違いなく大幅に上昇しているが、宏碁（Acer）の董事長・陳俊聖氏がある重要なポイントを指摘し、「今後数ヶ月でDDR5の価格が反転する可能性がある」と述べた。

蔡明彰氏は、今日の株式市場では多くの取引量がメモリ業界に集中しているが、多空論争が起きていると述べた。モルガン・スタンレーの報告によれば、メモリ価格が10%上昇するごとに、PCのOEMメーカーの利益率が最大1.5%低下する。今回のメモリ価格の上昇率は少なくとも30%であり、この計算によれば、利益率が4.5%削られることになる。

蔡明彰氏は、「宏碁の利益率は11%に過ぎない」と言及し、現在4.5%が削減されることは約半分削られることに近いと語り、モルガン・スタンレーがデル（Dell）、HP、アスース、宏碁の評価を引き下げたことに言及。

しかし、蔡明彰氏は、宏碁の董事長・陳俊聖氏が声明を出し、来年の出荷はメモリの大幅な値上げの影響を受けることを認めつつも、「多くの人が注意を払っていない重要なポイント」として、DDR5が現在急騰しているが、中国メーカーが積極的に工場を拡大し、DDR4の生産を停止してDDR5の生産に切り替えていることを指摘した。

蔡明彰氏は強調した、つまり陳俊聖氏が指摘したように「注意しなければならないのは、メモリが現在値上がりしていることは間違いないが、中国メーカーがDDR5の生産量を増やした後も価格が上がり続けるだろうか？数ヶ月以内にDDR5の価格が反転する可能性がある」と述べた。

蔡明彰氏はこの多空論争の中で、台湾のDDR5製造業者、例えば南亜科技（Nanya Technology）や華邦電子（Winbond Electronics）の株価が今日激しい変動を見せたことに注意を喚起した。

ケンカを意味なく売って、お仕置きにビビりまくる後進国とは違うぜ