【画像】プロ「この布陣の4画面マルチモニター」こそ一番仕事が捗るらしい…

3つじゃだめ、4画面マルチモニターで仕事をこなすライターが語る「メリット」

9/12(金) 19:21配信

3つじゃだめ、4画面マルチモニターで仕事をこなすライターが語る「メリット」（ライフハッカー・ジャパン） - Yahoo!ニュース

「PC作業は画面が多ければ多いほどいい」というのが、私の主張です。 かつて自宅で働きはじめた2016年、最初はノートパソコン1台からスタートしました。それが、デスクトップPCとモニター2台に増え、

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「PC作業は画面が多ければ多いほどいい」というのが、私の主張です。

かつて自宅で働きはじめた2016年、最初はノートパソコン1台からスタートしました。それが、デスクトップPCとモニター2台に増え、3台になり、そして2021年にスタンディングデスクに替えたのを機に、4台のモニターを支えるモニターアームを購入しました。

3つじゃだめ、4画面マルチモニターで仕事をこなすライターが語る「メリット」

それ以来、この4画面体制が私の仕事場になったのです。

人によっては「やりすぎ」と感じるかもしれません。しかし、今の私にとって、これこそが仕事のワークフローに必要不可欠な環境です。

これ以下の画面数では、仕事の生産性が大幅に落ちてしまう。そう断言できるほど、その威力は絶大です。

この記事の3つのポイントマルチモニターでアプリの切り替えをなくし、生産性を飛躍させる。
画面の役割分担で作業をルーティン化し、効率と集中力を高める。
自分に最適な画面数こそが最高の「ツール」、その発見が最も重要。
私のマルチモニター遍歴

実は、本格的に仕事で使うようになる前から、私はマルチモニターの虜でした。大学生のときは、12インチの小さなノートパソコンに、テレビをセカンドモニターとして繋いでいました。

そして、専業のフリーライターとして活動をはじめ、デスクトップPCを組んだときに、初めて2画面に。当時のデスクはまだ余裕があったので、「どうせなら画面は多いほうがいいだろう」と思い、セール中に3台目のモニターも手に入れました。

モニターアームで4画面に進化3台のモニターを置くと、デスクの上はモニターの台座でいっぱいになってしまいます。

そこで、4画面にするタイミングで、モニターアームを導入することに。

私のモニターアームは、3台のモニターを横一列に並べ、中央のモニターの上に1台を配置するタイプです。こうすることで、首や目の動きを最小限に抑え、作業の負担を軽減できます。

現在は、中央に144Hzの湾曲モニターを、その他3台には75Hzのディスプレイを置いています。すべて24インチで、作業領域の広さとコンパクトさのバランスが取れていて、とても気に入っています。

もし今後アップグレードするなら、27インチの1440pモニターも検討したいと考えています。

私の仕事では、一日中さまざまなアプリを行ったり来たりします。

たとえば、プロジェクト管理ツールのAsana、コミュニケーションツールのSlack、テキストエディタ、メールソフトのMailbird、Webサイトを検索するためのFirefox、そしてCMS（コンテンツ管理システム）やGoogleスプレッドシートを開くためのChromeなどです。

「Alt + Tab」のようなショートカットキーを使えばアプリを切り替えることはできますが、これらすべてを頻繁に行き来するのは、正直かなり面倒です。

特に、あるウィンドウの情報を参照しながら、別のウィンドウで作業するような場面では、非常に手間がかかります。

たとえば、記事を見ながらSlackでチャットを打ったり、スプレッドシートを確認しながらメールを送ったり、なんてことは日常茶飯事です。

そこで私が編み出したのが、画面ごとに「定位置」を決める方法です。

右のモニター：メール
左のモニター：Slack
上のモニター：Firefox
中央のモニター：Chrome、もしくは執筆用のアプリ

もちろん必要に応じて配置は変えますが、この基本的な設定があることで、どこに何を「置いた」か迷うこともありません。

複数のウィンドウを切り替えたり、最小化したりする手間がなくなるのが、最大のメリット。

さらに、Windowsでは、マウスカーソルを乗せるだけで非アクティブなウィンドウでもスクロールできるので、ある画面を見ながら別の画面で文字を入力する、といった作業もスムーズに行えます。
画面を減らすなんて考えられない

私はノートパソコンでの作業が苦手です。最大の理由は、画面が1つしかないから。アプリのウィンドウを切り替えるのに思考を奪われ、生産性が落ちてしまうのです。

もし私の仕事が、タイプライターに向かってひたすら1つのアプリに集中するようなものなら、画面は少なくても問題ないでしょう。

しかし、Slackでいつでも連絡が取れるようにスタンバイし、サイトを検索し、Asanaでタスクを確認する。これらすべてを一目で確認したいとなると、2画面ですら不十分です。

デメリットと解決策複数の画面ではなく、1つの巨大な画面を分割して使う方法を好む人もいます。しかし、私はこの方法がどうも好きになれません。

画面が大きくなると、表示される要素がすべて小さく見えてしまい、ウィンドウ管理ツールをいじるのも面倒に感じてしまいます。

それに比べて、画面が物理的に分かれているほうが、それぞれの役割が明確で好きです。必要に応じて個別に電源を切ったり、画面の明るさ調整ツール「f.lux」の設定をモニターごとに変えたりすることもできます。

4画面のデメリットは誘惑の多さ？これほど多くの画面にアプリを開いていると、その分、気が散る原因も増えてしまうのでは？という懸念もあるでしょう。

確かに、多くのアプリが常に開いていると、ついつい別のことに手を出したくなります。この誘惑を断ち切るために、私は、集中したいときは、気が散りそうなウィンドウを最小化するか、何も表示されていないブラウザのタブで覆い隠すようにしています。

こうしておけば、必要なときにすぐにアクセスできる状態を保ちつつ、目の前の作業に集中できるわけです。

4台のモニターを使っていると、デスクの下のケーブルがごちゃごちゃになってしまうのは避けられません。ただ、これはPC環境の宿命なので、私はあまり気にしていません。

また、モニターアームのバランスが少し悪く、モニターが完全に一直線に並んでいないという点も挙げられます。まだ直す時間が取れていないのですが、元からひとつひとつのモニターを見るときに首を動かすので、そこまで気にはなりません。

長年4画面体制で仕事をしていますが、今やこれは私の仕事に欠かせない一部です。

これ以下の画面数では、複数のアプリを同時に参照することができません。かといって、これ以上画面を増やしても持て余してしまうから、4画面がちょうどいいのです。

もし、デスクにスペースがあり、PCが複数のモニターに対応しているなら、もう1、2台画面を追加してみることを心からおすすめします。

仕事の効率がどれだけ上がるか、きっと驚くことでしょう。

この四画面配置だけど見にくい
左上は基本オフ