【野球】広島ドラ1位・栗林、トヨタ・豊田章男社長からエール　「マツダとの関係も聞いた。自分の活躍で両社の関係がもっとよくなれば」

広島からドラフト1位指名を受けたトヨタ自動車の栗林良吏投手（24）＝愛知黎明高―名城大＝が2日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで、佐々岡真司監督（53）から指名あいさつを受け
「社会人卒だけどフレッシュさも出しつつ、与えられた場所でしっかり活躍したい」と改めてプロでの決意を口にした。

リラックスした表情で指名あいさつを受けた栗林は、佐々岡監督からドラフト会議で使用されたサイン入りの入場パスをもらい「家宝にします」と笑顔。
プロ入り後については、親交のある昨年ドラフト1位の森下暢仁投手（23）に触れ「一緒にやれる喜びもあるけど、森下に負けないように頑張りたい。でもまずは1軍に入れることを目標にしたい」と話した。

背番号については、栗林が恩師と慕う中日ＯＢで名城大コーチの山内壮馬さん（35）が現役時代に付けていた背番号「26」を希望。
佐々岡監督からも、そのことを聞かれたといい「山内さんがいたからプロになりたい気持ちが強くなった。（背番号26は）強い希望というわけではないけど、そうなればいいなと」と話した。

一方、24年間暮らした愛知県を離れることに「（広島には）知り合いもいないし、今までは身近に応援してくれた人がいたから頑張れた部分もある」と不安も吐露した。

また、広島の運営にトヨタ自動車のライバル企業のマツダが大きく関わっていることにも触れ「今の愛車は（トヨタの）プリウス。できればこのまま乗りたいけど、広島に行って浮いたら考えないと…」と苦笑。
それでもドラフト後には、トヨタ自動車の豊田章男社長（64）から応援されつつ、トヨタ自動車とマツダの関係も聞いたといい「（トヨタ自動車と広島の）ユニホームも似てるし、頑張ってと言っていただいた。
自分が活躍することで両社の関係がもっとよくなれば」と新たな使命感も抱いていた。

▽広島・佐々岡真司監督「与えられた場所で頑張りたいと言ってくれ、たくましさも感じた。投手陣が苦しい中、森下のように1年目から新人王を争うような活躍を期待している」

https://news.yahoo.co.jp/articles/547347a326bcbf9dcda7ee0679c5441541e19b27
11/2(月) 12:06　中日スポーツ