
- 1 : 2025/06/29(日) 00:08:14.229 ID:Wohs12bgU
- さっき失敗しちゃったのでもう1回スレたてます
- 4 : 2025/06/29(日) 00:08:48.096 ID:Wohs12bgU
- ここ五年くらい、春が終わるのがすごく早く感じる。もう五月も終わりを迎えようとしている今日この頃。僕らが暮らす5ちゃんねる島にも梅雨の空気が舞い込んできているようで、大気は蒸し暑さを孕んでいた。
今日はなんJ民と森の中を探検しようという約束だった。朝早く家を出た時は少し肌寒いくらいだったのに、昼時になるにつれ、気温はどんどん上昇していく。昼食を終え、再び出発した頃には肌着の下がほんのりと汗ばんでいた。「なんか暑くないか? 俺服装間違えたかも。半袖にすれば良かった」
「僕も、ちょっとムシムシする……朝は涼しいと思ってたんだけど」なんJ民がだよな、と息をつきながらシャツの襟元をぱたぱたと前後に振る。少し傾斜のかかった上り坂を歩いているせいか、襟元を掴んでいる手の甲には太い血管が浮かび上がっていた。思わずドキッとしてしまって、目をそらす。昨日の夜もあの手に沢山愛されたばかりだ。
なんJ民とそういう行為をするようになってからまだ日は浅いけれど、僕たちはすっかり仲良し、もといラブラブになっていた。初めて抱き合ったあの日以来、行為がなかった夜はない。家にベッドが一つで、いつも一緒に寝ているから仕方ない……というのは言い訳か。
そんなことを考えていると、なんJ民が急に立ち止まって空を見上げた。手のひらを空に向けている。 - 5 : 2025/06/29(日) 00:09:10.713 ID:Wohs12bgU
- 「どうしたの?」
「雨が降ってきたような気がするんだが。気のせいか?」
「え? ……わっ、本当だ。傘なんて持ってきてないのに。どうしよう」
「とりあえず、雨宿りできる場所を探そう」
「そうだね。近くにあるかな?」
「あそことかどうだ? 二人で入るには狭いか」なんJ民が指差したのは、太い樹木の幹の真ん中ががらんどうになっている、いわゆる樹洞だった。幾本もの細い蔦が幹にまとわりつくように生えていて、何とも神秘的な様相を呈している。確かに男二人で雨宿りをするには少し容積が足りないかもしれないが、雨足はどんどん強まってきている。悠長にしている場合ではなさそうだ。
「いや、本降りになりそうだから早く入ろう」
「わかった」雨に濡れた雑草を二人で踏み歩いて、樹洞へと向かう。なんJ民に促されて、先に中へ入った。思っていた通り、中はそこまで広くない。一人なら十分なスペースだが、二人だとぎゅうぎゅう詰めになりそうだ。
「なんJ民、大丈夫? 入れる?」
「うん、何とか」どうにかなんJ民が入れるようにと、壁に肩と背中をぴったりと押し付ける。入り口で体を横にしながら入ってきたなんJ民は、空洞に全身を押し込めると、僕に向き合うような体勢を取った。ほとんど密着するくらいの間合いになって、胸の鼓動が速くなる。
- 7 : 2025/06/29(日) 00:09:49.135 ID:Wohs12bgU
- 「ごめん、狭いな」
「いや、大丈夫……ていうか背、伸びた?」
「んー? 自分じゃわからない。そう感じる?」
「うん、ちょっと見上げるようになった。それに、筋肉も前よりついた気がする」
「あ、それはそうかもしれない。俺、ケンモメンといるとついついご飯をいっぱい食べちゃうからな。だから最近こっそり筋トレしてたんだ」気づいてくれて嬉しい、となんJ民が笑って、胸がきゅっと甘く痛む。なんJ民のことは、初めて会った時から同性ながらに格好良いとは思っていた。最近は日を増すごとにより磨きがかかっている気がする。それは僕が彼に恋をしているせいかもしれないけれど。
「俺、成長期遅かったからもう少し伸びるかも。でもあんまり大きくなるのも嫌だな」
「え、なんで?」
「大好きなケンモメンと同じくらいの目線でいられるのが、嬉しいんだ」ぽっ、と顔が熱くなる。なんJ民がくれる言葉はいつも僕を困らせる。出会った当初は困惑しながらも流せていたけれど、今となっては胸に温かく響きすぎて、返す言葉がすぐには見つからないのだ。
「……雨、なかなか止まないな」
なんJ民がわかりやすく話を変える。僕が返事をしないので、きまりが悪くなったのだろう。僕はなんだか気が済まなくなって、無言でなんJ民の肩口に頬を寄せた。もたれかかるような姿勢になる。急な僕の行動に驚いたのか、なんJ民の肩がぴく、と上がった。
- 8 : 2025/06/29(日) 00:10:17.077 ID:Wohs12bgU
- 「僕は、どんななんJ民も好きだよ」
口を開きかけたなんJ民より先に言葉を紡ぐ。本当のことだ、全部心から愛している。出会ったばかりの頃のツッコミどころ満載な彼も、過去辛い思いをして、それでも他者への優しさを忘れなかった彼も、そして今の、僕に大きくて深い愛情を注いでくれる彼も。
「だから……これからも、仲良しでいよう、ね」
すり、と少しだけなんJ民と頬を触れ合わせる。今はこれが精一杯だ。
「っ、ケンモメンっ」
なんJ民がぎゅっ、と僕を強く抱き締めた。自分よりも少し逞しい腕と胸板に包まれると、いつもすごく安心する。狭い空間の中に収まっているせいか、いつもより密着度が高い気がして胸の鼓動が大きくなった。蒸し暑くて苦しいはずなのに、不思議と不快感はない。むしろもっとこうされていたいとさえ思った。
自分もなんJ民の背中に腕を回して、彼を抱き締めた。抱き合っていると気持ちが通じ合っている気がして嬉しくなる。そのまま互いが顔を見合わせて唇を合わせたのは自然な流れだった。 - 11 : 2025/06/29(日) 00:11:03.248 ID:Wohs12bgU
- 何度かキスを繰り返しているうちに、唇を合わせている時間がどんどん長くなっていく。互いの気持ちも昂っていって、抱き締める力も強まっていった。やがてなんJ民の舌が僕の唇を開けようとする。それを受け入れようとした手前、ある重要なことに気づいた。ここは外で、睦み合う僕たちを隠してくれるものは何もない。厳密に言うと樹洞の中にいるので四方のうち三方は隠れているが、入ってきた場所からは丸見えだ。この雨の中、わざわざ森の中に来る人間はなかなかいないだろうけれど、もしもの可能性は否定できない。それがVIPPERの仲間だったりしたら大変だ。何を言いふらされるかわかったものではない。僕は慌ててなんJ民のキスを拒んだ。なんJ民が悲しそうな表情をして、途端に罪悪感が湧いてくる。
「あ……ごめん、嫌だったわけじゃないよ。ただ、ここ外で……もし誰かに見られてたら、恥ずかしいから」
「……うん。わかってる」そう言ってはいるものの、なんJ民の表情は見るからにしょんぼりとしていた。僕がキスを拒否したことは今までなかったから、ショックを受けているのだろう。キスをしているところを誰かに見られるのは嫌だけど、なんJ民が悲しそうな顔をしているのはもっと嫌だった。なんJ民の唇を親指でそっと撫でながら、言葉を紡ぎ出す。
- 12 : 2025/06/29(日) 00:11:28.692 ID:Wohs12bgU
- 「帰ったら……いっぱい……」
しよう、とまでは言えなかった。恥ずかしくなってまたなんJ民の肩口に顔を埋める。心臓がドキドキしておかしくなりそうだ。なんJ民は「わかった」と一言だけ小さく言うと、僕の手を取って指を絡め、強く握った。雨が弱まるまで、ずっとそうしていた。
*
外の様子を見ると、先ほどと比べて大分小雨になっている。このくらいなら傘がなくても家まで帰れそうだ。二人で樹洞の外に出る。
「まだちょっと降ってるけど、さっきよりは全然だね。また天気悪くなっても大変だし、まっすぐ帰ろっか」
「うん、そうしよう。……なあケンモメン、手、また繋いでもいいか?」なんJ民の言葉に僕は頷いて、手を差し出した。なんJ民が「ありがとう」と僕の手を取って、指を絡ませる。そうして、二人で家に向かって歩き出した。暑さと先程の「おあずけ」のせいで、お互い体が熱い。
帰り道では、そんなに多くの言葉を交わさなかった。お互い言葉にはしなかったけれど、早く家に帰って肌を重ねたかったのだ。早くなんJ民に抱かれたいと思ってしまっている自分を自覚して、顔が熱くなる。期待に胸を疼かせながら、足早に二人で暮らす家へと向かって行った。 - 13 : 2025/06/29(日) 00:12:19.718 ID:Wohs12bgU
- *
二人で家の中に入り、ドアノブを閉めた。窓の外では強さを増した雨がシトシトと降り続き、5ちゃんねる島に静かなリズムを刻んでいる。
暑い中、それなりの時間外にいたし、樹洞の中ではなんJ民とずっと密着していたから、かなり汗をかいていた。雨にも濡れてしまったし、まずはシャワーを浴びないといけない。なんJ民に「シャワー、先に浴びる?」と聞こうとしたその時、後ろからぎゅっ、と強く抱き締められた。雨に濡れた森の匂いと、彼の熱い吐息とが混じり合う。突然のことに固まっていると、そのまま首筋にちゅう、と吸い付かれた。「えっ、あ、なんJ民っ……」
- 14 : 2025/06/29(日) 00:12:53.823 ID:Wohs12bgU
- 制止しようとした手を掴まれて、唇を奪われた。すぐに口唇を割られて、舌を吸われる。息がうまくできなくて苦しくて、なのに気持ちが良くて、腰が砕けた。その状態で脇腹を撫でられるまでされると完全に力が抜けてしまう。唇が離れて、なんJ民に体重をのせてよりかかった。なんJ民は僕を支え、自分の方を向かせるとまた強く抱き締めて耳をかぷりと噛む。雨音が遠くに聞こえる中、彼の吐息が耳元で熱く響いた。
「ひぁ、や、待って……!」
「ごめん、待てない……さっき我慢したせいで、抑えられないんだ」なんJ民の目には、樹洞で我慢した分だけ溜まった熱が宿っていた。「ケンモメン、ずっとこうしたかった」と囁く声が、雨音と混じって心に響く。
なんJ民がこんな風に強引さをもって僕を求めてきたことは初めてだった。いつもは遠慮しいで、こんなことはしないのに。突然のことに心臓がドクンドクンと強く拍動する。そんなことはお構い無しに、なんJ民が僕のズボンのベルトを緩めて、その下に手を差し込んできた。 - 15 : 2025/06/29(日) 00:13:16.165 ID:Wohs12bgU
- 「ちょっ、わ、わかったからっ……! シャワー、シャワー行かせてっ、お願い」
「一緒に? 一緒ならいい。離れたくない」
「っ……わかった、一緒に行こう?」
「うん」二人で脱衣所に入り、服を脱ぐ。窓の外の雨音が、まるで僕たちの昂る気持ちを隠してくれるようだ。僕はすでに勃ってしまっていて顔が熱くなったけれど、それはなんJ民も一緒だった。気恥ずかしくなって無言でバスルームへと入る。シャワーを手に取ろうとすると、なんJ民がまた後ろから抱き締めてきた。今度は乳首をカリカリと爪先で擦りながら、僕の性器を握ってしごく。
「っ、ぁ、待って、シャワーっ……」
「うん」
「聞いて、ないだろっ……! っあ、だから、ダメだってっ……あっ、あうぅっ……」なんJ民が耳にふうっと息を吹き込んできて、腰が抜けそうになる。汗、たくさんかいたのに。まだ、雨と汗で汚れた体を流していないのに。「ケンモメン」と耳元で甘えたような声で囁かれてしまえば、受け容れざるを得なかった。そのまま首筋に舌を這わされて、予想外の行動に驚いて体が跳ねる。
- 16 : 2025/06/29(日) 00:13:43.824 ID:Wohs12bgU
- 「ひうっ!? ちょ、汗、かいてるからっ、汚いって、なんJ民っ……」
「平気だよ。いい匂い、甘い」
「んな訳、なっ……っあ、あぅ、だめ、だめっ……」
「ビクビクしてる……出そう? 出していいよ、ケンモメン」
「ふぅっ、う、は、っぁ、っっ〜〜〜!!」親指と中指で両方の乳首を弄ばれながら首筋をちゅうと吸われると、もうたまらない。同時に性器を擦られて、僕はあえなくなんJ民の手の中で射精した。「可愛い」と囁かれて、絶頂の余韻に包まれながらまた感じてしまう。
「汚しちゃったから洗うよ」
「え、っあ、そんな、今、撫でちゃっ……」温かいお湯で体を流されながら、後ろから抱かれた状態で優しく撫でられる。全身を流し終えると、なんJ民は石鹸を泡立て、僕の肌を再び手のひらで撫であげるように洗い出した。別にいやらしいことをされている訳ではない。ただ体を石鹸で洗われているだけだ。なのに勝手に性感を拾ってしまって、身をよじらせてしまう。
「っ、あ、んうっ……ちょ、そこ……っ」
なんJ民が石鹸でぬるついた指先で肛門の縁をなぞってきて、さすがに制止する。でもやめる気はないようで、そのままクチュクチュと穴の入り口を浅く抜き差しされた。指やなんJ民自身でソコを犯され、イかされた時のことを思い出して腰がカクつく。
- 17 : 2025/06/29(日) 00:14:29.892 ID:Wohs12bgU
- 「腰、揺れてるよ、ケンモメン」
「ぅあっ、や、言うなよぉっ……ぁっ、あ、んっ、ふぅ……っ」表面ばかり触られるのが焦れったくてむずむずする。早く、中を、触ってほしい。あの、押されるとお腹の奥がキュンキュンして、勝手に声が出てしまう場所。おかしくなりそうになるくらい、感じてしまう場所。
「っ……あっ、お゛ッ!♡ だめっそこ、いきなり、ぉ゛っ♡」
それを知ってか知らずか、なんJ民が中につぷりと指を沈み込ませてきた。いとも簡単に弱点を探し当てられて、自分のものとは思えないような声が漏れる。昨晩もたくさん犯されたソコはすんなりと指を受け入れ、くちょくちょといやらしい音を鳴らした。
「ダメ? でもケンモメン、ここ触ると気持ちいいって」
「あ゛ッ♡ そ、だけどぉ、きゅぅには、だめっ♡ すぐ、いっちゃう……から、だめっ♡」
「っ……はあ、本当、ケンモメンって……」なんJ民が指を抜いて、僕の体をくるりと回した。向かい合う体勢になる。
「なんJ民……?」
「支えてる……から、俺の、しごいて。苦しい……」
「ん、わかっ……って、っあ、またっ……♡」なんJ民の硬く立ち上がったソコを握ると、また後ろに指を入れられる。さっきと同じ所を押されて腰が反った。これ以上気持ち良くなるのが怖くて逃げようとするけれど、なんJ民の片腕に捕まえられてまたぐちゅりとその一点を無慈悲に押し潰される。
- 18 : 2025/06/29(日) 00:15:06.617 ID:Wohs12bgU
- 「いやっ♡ やめっ……あっ、あ゛♡」
「嫌そうに見えないよ」
「ひぁあ、アッ♡」捕食されている時の動物ってこんな気持ちなんだろうかと一瞬思考が巡って、すぐ快感に白く塗り替えられた。
手の中のなんJ民自身がどんどん硬くなっていく。僕に興奮してくれているのが嬉しくて、さらに感じてしまった。「お゛ッ♡ あ゛ぅっ♡ ひぃ、ッい♡ いくっ♡ いくぅうっ♡」
「はーっ……俺もっ……ケンモメン、可愛い、大好き」
「あ゛ッ!?♡ ぅあ、あ゛っ、あ、〜〜〜〜〜ッ♡♡♡」愛を囁かれながらの刺激がとどめとなり、幸福感に包まれながら絶頂した。射精を伴わない、後ろだけで至るオーガズムだ。腹の奥から広がっていく快感に全身が支配され、弱い電流を流されているかのような感覚に頭がくらくらする。ひくひくと震える腹になんJ民の精液がかかり、その感覚と彼が僕で射精してくれた嬉しさにまた軽く達してしまった。
- 19 : 2025/06/29(日) 00:15:19.922 ID:4sNiTXpkD
- 何だこのスレ
- 20 : 2025/06/29(日) 00:15:42.919 ID:OAQnLT.PV
- 若干滑ったな
- 21 : 2025/06/29(日) 00:15:53.419 ID:1U/kvSmyc
- AIペタペタおじさん
- 22 : 2025/06/29(日) 00:15:55.069 ID:Wohs12bgU
- 「っ……ぅあ、はー……」
「ぁっ……♡ は、んぅ……♡」
「ごめん、俺、我慢できなくて、無理矢理……」力の入らない体をなんJ民が抱きしめてくれる。脱力している腕を何とか持ち上げて、なんJ民の肩に回した。
「……や、求めてくれて、嬉しかったよ」
なんJ民の頬にそっとキスをする。唇を離して、顔を見合わせようとした途端、なんJ民に唇を吸われた。その瞬間、絶頂したばかりだというのに、体がまたほてり出す。
「……挿れたくなった。ベッド、行ってもいいか?」
「うん、僕も、そう思ってた……けど、その前にシャワー、浴びてもいい?」
「あ。ごめん……」
「あはは、全然いいよ。そうだ、今度は僕が洗ってあげるね」ボディタオルで石鹸を泡立て、なんJ民の肌を優しく擦る。なんJ民は「気持ちいい」と飼い主に撫でられる犬みたいな顔をしていた。そのうちなんJ民も僕の体に泡をつけて、二人でいちゃいちゃふざけながら仲良く洗いっこをした。
- 23 : 2025/06/29(日) 00:16:11.585 ID:SXBiE8MSj
- なんJ民とケンモメンじゃけりゃ良かった
- 24 : 2025/06/29(日) 00:16:33.723 ID:Wohs12bgU
- 体を流し終えたら、水滴を拭いてベッドへと向かう。窓の外では雨がまだ降り続き、部屋に湿った空気を運んできていた。男二人が素っ裸で移動する様は傍から見たら滑稽だけれど、ここには僕たちしかいないので別にいい。僕がベッドに寝転がると、なんJ民が上に覆い被さり、僕を抱きしめた。樹洞の中で味わったあの心地良い感触を再び体に受けて、トクトクと胸が鳴る。なんJ民のあたたかい素肌との密着は、樹洞にいた時から待ち望んでいたものだった。僕はふう、と息を吐くとなんJ民の背中に手を回す。しばらくそうしていると、なんJ民が上体を浮かせ、数秒僕の目を見つめてから唇を合わせた。もう拒む理由なんてないから、僕もなんJ民の頭や背中を撫でてキスを受け容れる。やがて触れるだけのキスが舌を絡ませる濃厚なキスになった。ちゅくちゅくといういやらしい音となんJ民の厚い舌の感触に頭がぼうっとしてくる。呼吸をするのすら忘れてなんJ民とのキスに夢中になっていた。
「……っはぁ、は……」
「はぁ……やばい、俺今日ケンモメンとずっとキスしてたい」
「っ……うん、僕もいっぱいしたい。なんJ民とキスしてる時、すごく幸せだから」
「〜〜〜っ、ケンモメンっ」
「わ、んッ、ッッ……」がばっ、となんJ民がいきなり抱きついてきて、そのままキスされた。唇をちゅう、と吸われてから切なげな表情で見つめられる。
- 25 : 2025/06/29(日) 00:17:17.022 ID:Wohs12bgU
- 「ごめん、俺、もう我慢できなそう……挿れてもいい?」
「うん……僕も、限界」なんJ民は僕の答えに頷くと、サイドテーブルの引き出しを開けて、ローションとコンドームを取り出した。ローションを手のひらに塗り広げると、指先を僕の後孔に擦りつける。さっき指で解され、絶頂させられたばかりのソコは簡単になんJ民の指をのみこんだ。
「あっ……はぁっ、ぁっ、あっ、んんっ」
ローションのぬるつきをナカ全体にのばすように塗りつけられる。性感を与えようとしている動きではないのに、腹が震えてしまうくらい感じてしまっていた。恥ずかしかったけれど、僕が反応する度になんJ民の息が荒くなっていくのが嬉しかった。
指を抜かれ、なんJ民がコンドームの封を切る。以前よりは慣れた手つきで、完全に勃ち上がっている陰茎にそれを被せた。「挿れる……な」
「んっ……は、っあ、あ、あぁぁあ……ッ♡」ずぷぷ、と亀頭がおさまって、ゆっくりと奥まで挿入される。自分のナカがふるえて、悦んでいるのがわかった。その悦びはじんわりと全身へ行き渡って、胸はきゅんきゅんと甘く痛み、目には嬉し涙の膜が張った。
- 26 : 2025/06/29(日) 00:17:46.784 ID:Wohs12bgU
- 「……ケンモメン、キスしていいか?」
「っ、ん、うんっ……」涙で視界がぼやける中、なんJ民の言葉に必死で頷いた。ほどなくして、唇にキスが落とされる。身長が近いおかげで、彼の顔がすぐそこにあり、唇が無理なく、自然に重なった。樹洞でなんJ民が話してくれたことを思い出す。なんJ民は僕と同じ目線でいたいから大きくなるのが嫌だと言っていた。僕はなんJ民が今より大きくても小さくても好きなままだと思うけれど、こんな風にキスしながら繋がれるなら、今のままでいてほしいかもしれない。
「大丈夫? 動くね、ケンモメン」
「っ、ぁ、まって……」
「どうした? どこか痛いのか?」
「ううん。……その……ちゅう、しながら、したい……」言ってみたはいいものの、恥ずかしくなってしまってなんJ民の顔を直視できない。顔を横に向けていると、なんJ民が僕の顎に手を添えるように優しく掴み、正面を向かせた。なんJ民の顔をようやく視界に入れると、頬を紅潮させて、困ったような、けれど嬉しそうな表情をしていた。
- 27 : 2025/06/29(日) 00:18:20.449 ID:Wohs12bgU
- 「はあ……ケンモメン、本当に……」
「……?」
「これ以上好きになったらどうすればいいんだよっ」
「えっ、ぁ、んむ……っ♡ っぅ♡ ンぅうっ♡」なんJ民が唇を塞ぎ、ゆるゆると腰を動かす。最初は唇を合わせるだけだったキスが、だんだんと舌を絡ませる濃厚なものとなっていく。キスが深くなるほど抽送は激しくなり、唾液にまみれた舌が絡む音と、ナカでローションがかき混ぜられる音がいやらしく耳に届いた。雨音で隠しきれない、激しい情事を物語る水音が部屋に響く。
「っあ♡ んむっ♡ ン〜〜っ♡ んうぅうっ♡」
唇を塞がれているせいでうまく喘げないから息が苦しい。なのにキスをされている時間が長くなるにつれて幸福感は無限に増大していく。もっとしてほしくて、ねだるように自分から舌を差し出した。なんJ民が舌を絡ませてくれたのが嬉しくてふにゃりと笑うと、キスがますます深くなっていく。あまりにも幸せで、幸せすぎて、怖いくらいだった。
「ン゛ン゛っ♡ んぅ゛♡ はっ……あ゛っ♡ ひぅっ♡」
激しいキスも徐々に唇を啄むような仕草に変わっていって、ついには離れた。酸欠でクラクラする。そんな状態でもなんJ民は腰の動きを止めてくれなかった。ぐちゅっぐちゅっという音が鳴り響き、それに重なるようにして僕の嬌声が漏れる。なんJ民は僕の膝裏を掴み、足を開かせた状態にして更に奥深くまで侵入してきた。
- 28 : 2025/06/29(日) 00:18:51.601 ID:Wohs12bgU
- 「あっ♡ それっ♡ あぅうっ♡」
奥の奥にある弁に先端がキスをして、それだけで気持ち良くて背中を反らしてしまう。ごちゅごちゅと容赦なく奥を突かれながら最奥へと入り込まれた。目の前がチカチカとして星が舞う。呼吸が詰まって上手く息が吸えない。なんJ民も余裕が無いようで、歯を食いしばって快感に耐えているようだった。
「あ゛♡ アッ♡ っあ〜〜〜ッ♡ イくっ♡ イくぅううっ♡ なんJ民っ、ぉ゛♡♡」
「ぐっ……♡ はっ、俺もっ……♡ ケンモメンっ、好き、だ♡」
「ン゛っ!?♡ んぅ゛ッ♡ ん゛♡ んぅうぅ゛〜〜っ♡♡」なんJ民の言葉と同時に唇を塞がれる。その直後、ぐぽっと最奥に先端がはまる感触がした。脳髄まで届くような強烈な快感に襲われて、頭が真っ白になる。全身がガクガクと痙攣し、悲鳴にも似た声が喉の奥からほとばしった。
「ン゛ぅ゛ううっ!!♡♡ ん゛〜〜〜っ!!!♡♡♡」
「ぐっ……ぅうっ……!♡」なんJ民の呻き声が聞こえ、直後、コンドーム越しに彼の熱い迸りが放たれた。なんJ民の精液の感触、キスの気持ちよさ、奥を貫かれた衝撃、全てが綯い交ぜになって、僕は深い絶頂の渦にのみこまれた。
- 29 : 2025/06/29(日) 00:19:26.563 ID:Wohs12bgU
- 「ッ♡♡ ん゛♡ ふぅううっ♡♡」
なんJ民の射精はなかなか止まらないようで、彼は舌を絡ませながら硬いままの自身を奥にはめ込み、精を吐き続ける。僕もナカの痙攣が収まらず、なんJ民自身をぎゅうぎゅうと締め付けた。なんJ民の精を受け止めている間、中のものを動かされていないにも関わらず、ずっとイき続けていた。
「ン゛っ♡ ん゛ぅうっ♡♡ っぁ♡ ひ♡ ン゛ン゛〜〜〜っ♡♡♡」
「っ、うっ……♡」長い吐精の末にようやくなんJ民の陰茎が少し柔らかくなった。彼が唇を離すと同時にずるりと引き抜かれ、その感覚にも感じてしまって声が漏れる。
「んぁっ、は……♡ はーっ……♡」
「はぁ……っ、ごめん、俺、また暴走した……」なんJ民がコンドームを外して、口を縛る。先端に溜まった精液の量を見て、頬が熱くなった。なんJ民は自分の精液がたっぷり入ったコンドームをティッシュに包んでゴミ箱に放り投げると、僕の隣に寝転がった。
「……いや……いいよ。いっぱいしたいって思ってたから、ああいう風にしてくれて嬉しかったし……それに、めちゃくちゃ、感じた……から」
荒い息を整えて、なんJ民の言葉に応える。するとなんJ民はたちまち表情を明るくして目を輝かせた。
- 30 : 2025/06/29(日) 00:19:57.527 ID:Wohs12bgU
- 「ケンモメン、大好きだ! 俺も、ケンモメンとたくさん愛し合えて嬉しかった。可愛い姿もあんなにいっぱい見せてくれたし、感じてくれてる時の表情とか声とか、イった時の反応とか……」
「ちょっ、そこまで言わなくていいから!」
「ごめん」しゅん、と怒られた犬のような顔をしたのでたまらず笑ってしまう。なんだか可愛く思えて、僕はなんJ民の頭を撫でた。
「ごめんごめん、怒ってるわけじゃなくて……気持ちはちゃんと伝わってるから。……毎回気持ちよくしてくれてありがとね。僕もなんJ民のこと、大好きだよ」
「っ、ケンモメン〜〜っ!!」
「わっ」なんJ民が抱きついてくる。なんJ民の匂いと、汗と雨の湿気でしっとりとした肌の感触が心地良い。安心しきってしまって、思わずゆっくりと目を閉じた。
- 31 : 2025/06/29(日) 00:20:32.953 ID:Wohs12bgU
- 「ケンモメン、眠いのか?」
「うん……ちょっと、疲れたかも」
「今日忙しなかったもんな。ゆっくり休んでくれ。俺、夕飯作っとく」
「ん……あ、待って。もう少し隣、いてよ」ベッドから立ち上がろうとするなんJ民の腕を引っ張って止める。僕の意図を理解してくれたのか、なんJ民は嬉しそうな笑顔を浮かべてベッドに戻ってきた。
なんJ民が優しく僕を抱きしめ、背中を撫でてくれる。窓の外では、雨が静かにやみ、穏やかな静寂が訪れていた。なんJ民の温もりに包まれながら、雨の匂いと彼の鼓動を感じる。なんJ民と過ごす日々が、こんなにも幸福なものになるなんて、初めて会った時には想像もしていなかった。今日を回想し、「たまには雨の日もいいな」と心の中で呟く。そうして彼の胸に顔を埋め、深い眠りに落ちていった。 - 32 : 2025/06/29(日) 00:21:10.904 ID:Wohs12bgU
- おしまい
ちなみにAIではなくてワイの自作や
本当はなんJ民とケンモメンではなく別のキャラなんやが恥ずかしいので名前を変更させてもらったで - 33 : 2025/06/29(日) 00:27:03.335 ID:yn0BRER4c
- 野球選手と野球選手にしたほうが伸びる
- 34 : 2025/06/29(日) 00:28:04.905 ID:Wohs12bgU
- >>33
誰がおすすめ? - 35 : 2025/06/29(日) 00:28:28.202 ID:1KdiGW/YO
- 文書力物語の展開力が素人とは思えないというか間違いなくプロなんやけど本当にニキが書いたの?
- 36 : 2025/06/29(日) 00:28:57.016 ID:Wohs12bgU
- >>35
せやでー
ありがとう - 37 : 2025/06/29(日) 00:29:33.245 ID:1KdiGW/YO
- 絶対プロやと思うんやけどなあ
本当なら相当すごいで - 38 : 2025/06/29(日) 00:30:23.359 ID:Wohs12bgU
- 普通の会社員やけどな
プロはもっとすごいよ


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