【恐怖】GWに川で小2女児が溺死した事故　侵食を防ぐために置かれたブロックの空洞部分から水中に体が吸い込まれたことが明らかに

島田の水難死亡事故　人工構造物近くで発生　川の危険性、事前共有を【解説・主張しずおか】
ちぃっと前
https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1069639.html

現場は急な深みや複雑な流れが潜む人工構造物の近くで、女児は構造物の空洞部分に吸い込まれたとみられている。
川の深さを地上から判断するのは難しく、流れの強い場所も判別しづらいとして、専門家は警鐘を鳴らす。

女児が転落したとみられる魚道の穴をふせぐために石（中央奥）が置かれた事故現場＝１９日、島田市川根町家山

事故は３日午後に発生。女児は魚取りの最中だった。現場は段差があって流れが強く、川底の浸食を防いで橋脚を保護する「根固めブロック」が川を横断するように積まれていた。

河川中央部のブロック上には魚が遡上（そじょう）できるよう魚道が設けられ、河川管理者などによると、
女児は経年劣化などが原因で魚道に生じた穴から落ち、中に潜り込んでしまったとみられる。

根固めブロックには空洞部分があり、５年前の設置時に空洞を土砂で埋めたが水流で流され、隙間が出来ていた可能性が高いという。

水難事故を研究、調査する河川財団（東京都）は、危険な状況を引き起こす人工構造物に、根固めブロックなどの護床工▽橋脚▽取水口―などを挙げる。

いずれも局所的な浸食で深みができ、複雑な流れが発生しやすい場所という。
隙間に足が挟まれたり、強い流れに引き込まれたりする危険性がある。今回の事故現場周辺には、このうち根固めブロックと橋脚の二つが設置されていた。

事故当日は数日前の降雨で水位は通常より高かった。現場周辺で雨が降っていなくても、上流部で降雨があったり、ダムの放流などで水位が増したりする場合がある。
インターネットで提供される地域の雨量や河川の水位情報など、現地に行く前に川の状況を調べ、活動中も気象状況を確認する必要がある。

ライフジャケットの着用でも危険を軽減できる。頭部が水面より上に浮かぶため、流れの緩やかな場所が見つけやすい。
同財団主任研究員の菅原一成さん（４３）は「呼吸ができなければ約１分で致命的な状況になる。たとえ周りが着けていなくても、着用する勇気を持ってほしい」と強調する。

事故当時の記事
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/38013

事故は、3日午後1時50分頃、静岡県島田市川根町の家山川で起きました。

家族6人で遊びに来ていた同県菊川市の小学2年生の少女（7）が、祖母と弟と水遊びをしていた時に溺れ、亡くなりました。
事故当時、川は大人の腰くらいの深さだったということです。

＜目撃者は＞
「魚とりをして遊んでいて、網が波消しブロックの間に入り、ブロックの中に穴があいていて女の子が吸い込まれた」

現場の河原には、４日も家族連れが訪れていました。

＜家族連れ＞
「事故を知らなくて、きょうバーベキューに来て、警察から小さい子をここで遊ばせていると危ないから、しっかり見ていてくださいと言われた。
本当はライフジャケットとかした方がいいと思うけれど特にちゃんとやっていなかった」

おれは膝下くらいでも怖かったし結局流されたぞ
近くの人が助けてくれたが