甲子園交流戦高校野球が何事もなく無事に進行中。これ、夏の甲子園もやれたんちゃうの？

【虎のソナタ】野球ができる平和に感謝　終戦の日…甲子園黙とうに思う
8/16(日) 7:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d250000d41d9866a18ef8cab236069368e14f1e
今年も高校野球で終戦記念日の黙とうが行われた。履正社ナインも目を閉じて黙とうを捧げた
　２安打完封負け（１４日）なんて食らうと、永遠に打てない気がしてくる。
夕刻のサンスポ編集局の紙面会議。みんな弱気だった。 　「阪神が負けたケースは高校野球の履正社が１面候補です」
　いきなり飛び出すマイナス想定の当番デスク・野下俊晴の言葉に、総括のレース本部長・酒井哲也もウンウンとうなずいている。
読者にはあまりお見せしたくない“予定調和”の空気。まあ、これも危機管理、入念な準備ということで許していただきたい。
　そんな時に限って“プロ野球あるある”が起きる。チーム全体でたった２安打の翌日に、ひとりで３安打も打つ選手が２人も現れるんだから。
　虎の盆踊りＩＮ京セラドームで大ハシャギになってしまったが、忘れちゃいけない、戦後７５年目の「終戦の日」だった。
　実は夏の甲子園中止が決まったとき、「あれもなくなるのか」とすぐに思ったことがある。
「あれ」とは終戦の日の正午に行われてきた黙とう。球児たちが打席で、守備位置で、ベンチで、スタンドの観衆はその場で、みんなが目を閉じる。
子供の頃から、戦争を知らない世代であっても、一番身近に「戦争」を思い起こす瞬間が、甲子園の黙とうだった。
　交流試合の開催により、ことしも行われた。履正社－星稜戦の九回。テレビの前で平和に感謝した。
　弱かった時代のトラ番記者は、終戦の日には別の思い出も。この時期になると、優勝は１２００％絶望になる。
だから、「トラも終戦」という“不謹慎”な記事を何度も書かされた。
　まあ、ことしのタイガース、圧倒的に強くもないが、決して弱くない。虎の終戦の日はかなり先…。
おっと失礼、優勝するんだから、ことしの虎に終戦の日はない！　と今だから断言しておこうか。
　昼間の高校野球に話を戻す。 　「きょうは早起きしてテレビ観戦してましたよ。関本選手の活躍をずっと見てましたから」 　
猛アピールしてきたのはトラ番・織原祥平。３日前のこの欄で、爆睡していて高校野球を見ていなかった、と書かれたことに対する反撃らしい。
　といっても、試合開始は午前１０時だから、早起きにならない。自慢にもならないぞ。
　「あっ、まあ、起きたら五回ぐらいでしたが」 　全然、間に合ってないではないか。
しかも、あの試合、履正社が一、二回に計８点を取ったわけだから、ほぼ大勢が決してからの観戦になる。
　「それはそれ。僕が一番関心したのは、関本勇輔選手の試合後のインタビューです。
何度も『感謝』という言葉を繰り返していました。その通りだと思うんです」
　あぁ、虎ＯＢ関本賢太郎氏の息子やね。確かにしっかりしてる。
　「僕は昨春の選抜１回戦敗退の時に取材してます。代打で三ゴロ失。
父の甲子園で活躍したかったと悔しそうに話していましたが、そこから成長してますよね」
　これはトラ番・菊地峻太朗の報告。急成長がまぶしいらしい。
　関本ジュニアはプロ志望だとか。もし、阪神に来たら、父子鷹か、大騒ぎになるんだろうな。
　ちなみに、父・賢太郎氏の時は、アッと驚く２位指名。ドラフト当日、１２球団の１、２位計２４人で、指名予想を外したのは阪神２位だけ。
当時の上司に、当時のトラ番（私）はいっぱい嫌みを言われた。 　トラ番たちよ、ジュニアの取材は綿密に、入念に、しましょうね。