- もう10年くらい前の話だが、VIPPERに雇われた話を書く
今でもなんだったのかわからないので、事実かどうかは俺も証明できないので理解してほしい当時の俺は仕事もなく、友人の社員寮に転がり込んでいたが、会社にばれて追い出される寸前
金は全くない - とりあえずネカフェに非難して、することも金もないのでこの板で、いわゆる「金を恵んでくれ」系のスレを立てた
もちろん本当に貰えるとは思っていなかったけど、どこかで誰かがお金くれるかも?なんて気持ちはあったもちろん誰もお金をくれることもなく、ひどいレスが並ぶだけである
- そんな中で「捨てアド晒せ」というレスがついた
捨てアドを取ってきて晒した
ワクワクしながらメールチェックを続けたすると一通のメール
「お金を貸すことができる。その代わり仕事を手伝ってほしい」ということ - 貸してくれる金額は30万円
仕事の内容は「部屋を借りて、そこに住んでもらう、たまに雑用を依頼する、それ以外は自由、生活費として毎月12万円払う」
「最初の30万で必要なものを手配するように」
こんな感じ
- まともなバイトではないのは理解したが、当時はまだ闇バイトとかはなくて、それ以上に住むところもないからのってみることにした
- 指定されたアパートの郵便受けの中に必要なものがあるということで、そこから封筒を取り出す
中身は30万円これを見るまでは「大きな釣り」という期待もあったのだが、これだけの現金を渡されて、やっと現実と理解する
どこかで「騙されていたかった」という気持ちはあったのだが
- 指定された不動産屋に行き、先ほどのアパートの内見を依頼する
適当に見て、借りたい旨を伝えて、そのまま契約依頼
仕事先や勤続年数も指定された通りに書く数日後に契約成立
- 文才を感じる
- そこから３日後に鍵を受け取って入居
住民票をそこに移す
ライフラインを開通
電話と光回線を申し込む - ちょっと気になる
- その住所で免許なども更新
それを持って携帯電話を3社でそれぞれ開通
一つは常に持ち歩くように言われる
残りは指定された住所に送る - 3銀行、郵便局で口座を作る
通帳はひとつはカードだけ持たされる
この通帳に毎月12万入金される
残りはまた指定の住所に送る
（当時は他人名義の口座のやり取りがそれほど話題ではなかった） - 光回線が開通すると、いくつかパソコンのようなものが送られてきた
回線に繋ぐように指示が同封されている24時間ピカピカしているがなんだかわからない
自由に使えるパソコンもあったので生活が充実する
- その後からはそのパソコンで指示が届く
ほとんどが届いた荷物を指定された住所に送る大抵はお弁当箱程度のもの
梱包は解かないので中身はわからない - 続きがきになる
- 犯罪の駒として使われているとしか思えない
- ライフラインが揃ってからは、ゲームしたりテレビ見たり散歩したり、ニートのような生活を堪能してた
「雑用」は滅多にない
本当に忘れた頃に荷物の転送をするくらい
2ヶ月くらい何もないこともある - そんな感じで一年位過ごしてた
最初は悪いことに加担してるんだろうと思ってたが、特に警察が来ることもなく、誰から連絡が来ることもない
世間的にはニートにしか思えない生活だったと思う
- しばらくそんな感じでいると、「悪いことをしてるわけでもない、しかしこれはそれなりに必要な仕事なんだろう」みたいな、正義感的な気持ちが出てくる
自分のことを働き者と思うくらい
- しかしそんな生活を一変させる事が起きる
ある日「そちらに人が行くからしばらく一緒に生活してほしい」と連絡（全てメール）が入る
夕方におっさんが訪ねてくる
- ここから濃厚なホモ展開
- おっさんは佐藤さん（仮名）としよう
50歳くらい、中肉中背、典型的な普通の人
例えるなら「アナゴさん」のような感じ
性格はとてもおとなしい - この人のことがなんだか全くわからないが、「聞いてはいけない」「聞かない方がいい」という考えでいる
そもそも、この生活、雑用も、内容を聞かないから成り立っているんだろうし
- 佐藤さんは一切外には出ない
なので食事の買い出しや日用品の買い物は俺がやるしかし掃除や家事などは全て完璧にやってくれる
なお部屋は1K
- 裏切りは許さないぞ👁👁
- 1Kで知らないオッサンと二人暮らしとか急に難易度上がりすぎだろ
- 佐藤さんが来てから入金される金額が20万円になった
佐藤さんの分の生活費もここからだすが、お金を渡すわけではないので、お金が増えて嬉しかった - 見張っているぞ👁👁
- おっさんと1Kは一気に天国から地獄じゃん
- 佐藤さんが部屋にいるので、俺は日中は出かける事が増えた
と言っても仕事してるわけではないので、図書館とか、サイクリングとかしてた
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