- 駒の動かしかたギリ知ってたくらいだったがけっこうのめり込んで一ヶ月もしないうちにアプリ内3級くらいまであがり、リアルで指す人間には負け無しになった
んでその後10年、アプリ変えたり再インストールしてデータ消えたりするものの。少なくとも毎日1時間はアプリで将棋してる。暇なときちょっと短いオンライン対戦しちゃうから
んで10年かかっても2級に上がれる気配がない
- みんな強いからね
- 結局自分を客観視すると
飽きないで毎日癖でやるし、やってるときそれなりに楽しいんだから将棋は向いてる
でも明らかに才能はない
- そんな将棋好きはおそらくは世にゴマントイル。
プロになる連中はその将棋好きのラインを一ヶ月で超えていく連中 - そもそもネットで指してるやつのほうが強いやろ
- 若い頃に仕事でちょっと難しいスキル使ってたことあったんだわ。それの習得は特別な才能とかはいらないけど、マニュアル覚えて一ヶ月指導受けたらできるなんてものではなく
少なくとも草野球で1つのポジションこなせるようになるくらいの難易度だったと思う。その職場でも「他の仕事の合間にコツコツ練習して、半年くらいで出来るようになるやつたまにいる」くらいの考えかたのスキルとポジションだった
- いい趣味じゃんそうやって続けられる趣味を見つけて楽しんでいられるの羨ましいよ
昇段出来ない件は将棋を指せる状況で充分に満足しているからだと思ったそれは続いている秘訣でもあるのでは？
- >>10す、すまん
メインの話にシフトしてしまった
- 草野球の例えよくないな
まあ運転何も知らん18歳くらいの若者が高速道路で普通に通勤するまで
くらいの難易度だったとイメージしてくれ
- 上に上がる人らに共通している資質は「かなり負けず嫌い」って点でしょう？
昇段しても結局は自分と同じくらいの力量と当たって限界で止まるから状況は変わらないよ？変わるのは段位の肩書きだけ - んで俺そんとき24くらいでな
ちょうどそのころは業務中に高速も使って隣の県のある場所まであるものを運搬する業務とかもあってんで件の「ある業務」は明らかに高速使った大きめのワゴン車での輸送より難しくて専門的な業務だった。まあもちろん1年もあれば普通の人はなんとか戦力になるくらいのものだし、俺は習得に普通の人の倍ぐらいかかってたきがする
- 努力には強度が必要な瞬間があるからな
1段階上に上がれないのはダラダラやってるからだがガチでやるのは辛い - >13あー負けず嫌いないなあ
実力近い人と数分打ち合いできたら楽しいくらいの感覚
出し抜かれて負けると（ヒュー♪やるねえ）て感心する程度だし、たまに圧倒的に強い人とマッチングして負けると（おみそれしました）って思うくらい
- >>16
それ段位上がっても同じだよそこで楽しいのなら最高じゃん
上に行くほど手筋や定石やら形勢判断やらが必須になって固くなる
さらに定石を開拓したり作るくらい上に行くとそれもつきぬけて異次元なんだろうけどその辺は俺には想像つかない - まあそのときは底辺の正社員だったんだ。今は非正規で食いつないでるが
んでさ、そんとき新人を数ヶ月指導することになった
- まあ指導言ってもやってるとこ見てもらって、あとは実際に練習してもらって。って感じでしかなかった
結局上の人ちょいちょい現れて新人指導するからさ、結局俺のやることは実践見せることと新人が練習してるとこ見てて危なかったら止めるだけ
事実そのスタイルで後輩何人か育ってた - ウォーズで3段だわ
- >>20漢字見間違えた
三段？すげえな
- >>24
鬼神使わず３だからな
チケット数百枚あるし開放すれば５段いける - >>29てか三段クラスならもし鬼神なんかちょいちょい使ってたら金かかりそう
底辺の鬼神1枚で大逆転なんて段持ちにはないんだろ？
- そんなある日
とてもイキった年下の若者と大卒の若者二人が新人として入ってきた。んで、１週間くらい二人とも俺の仕事を「見学だけ」の業務に入ることになったのさ
- 二人とも1個か2個下の若者。でも両者の態度はとても違っていた
片方は22才にして始めて働くイキった若者。片方は裏情報で幹部コース確定の、大学で専門技術学んできた人材
後者は見学終わったら専門的なことしてるチームに入るの確定しててさ、俺の業務を見るのは「将来平社員に指示を出すため下っ端の業務を知っとくため」
てそんな感じだった
- んで薄々みんな展開勘づいてると思うが
自分を天才肌と思い込んでるのはニート上がりの若者のほうだった
- マジレスすると
序盤は組み方やそれによる戦型や指し方が固まっていて>>1の歴からここは問題ないと思う
終盤は詰将棋でかなり経験値を積めるしこれも歴から見れば問題なし将棋で一番深い読み切れない場面ばかりの中盤で大きな差が出てるのだと思う
全体を見てバランスとったり危機察知したり駒交換で手数や駒を損していたり - ニート上がりの若者はいつも自信満でとても話上手ですぐに上の人達と打ち解けてムードメーカーになってた
そのうえで少し年上の俺にはタメ口で呼び捨て。上の人見てるときだけ「〇〇くん」とくん付け
俺と同格のちょい年上の人達にもそんな態度でその新人はスタートから蛇蝎のごとく嫌われたが。俺はそいつはお菓子くれるから仲良くしていた
お菓子くれる人間とは上手く付き合うべきだからな
- >>27
もので釣るタイプが一番ヤバイぞその例が今お前が話してるだろ - >>28でもお菓子もらったし
しかもクラッシュアーモンド入りのポッキーの一袋とか
あれたいてい2つ袋入ってるじゃん？ニート上がりヤンキー「〇〇くん一緒にポッキー食おうぜ」って感じで
- ワイも将棋長いこと指してるけど終盤強くないと負けるね
終盤は誰が指しても一緒っていうけどそのレベルになるの大変
せっせと詰将棋解いてるわ - >>30
最後まで読み切れるかだからね
詰将棋は必ず回答があるけど実戦は答えがあるかすら分からず読まなきゃいけないし - 逆に幹部確定の新人は俺ごときに敬語でさん付けで礼儀正しく対応してた
将来平社員を使う立場になるのは自分でもわかっていたろうに、他の人達にも礼儀正しくしてた
俺が突然仕事中に会話形式の独り事を始めても笑顔でスルーし
俺の同じトーンと同じ大きさの「大事な指示」「重要な情報」「会話形式の独り言」「俺の視点からのわけのわからん振り方された世間話」をすべて正しく対応してた
大事な指示→わからない所はわかるまで質問
情報な情報→突然袖口からメモを手品のように出してメモ取る（正直手品は社会人としていらない）
独り言→スルー
突然ふられた世間話→見事に幅広い知識で対応
そんな感じ
- んでニート上がりヤンキーくんはさ
大事な指示→スルーして楽な仕事してるふり
貴重な情報→スルー
独り言→「なんで急に独り言？」と食いつく
突然ふられた世間話→適当に答えてから自分の自慢話にすり替えて倍語る
そんな感じだった
- そんで「俺の仕事を見学」という業務を二人とも終えた
そして今度は１週間ずつ他の先輩たちの仕事を見学してく。二人ともそういうコースになるはずだった
- でも次の日の朝礼でさ
ニート上がりのヤンキーくんはとんでもない発言をしてしまった
- てかそもそも朝礼で発言すんなと思ったが、そこは価値観は人それぞれだよね
んでヤンキーくんは
「イッチさんの仕事覚えたんでもう僕をシフトに入れて欲しいんですが」
と言い出した
- まだ補助付きの実践すら経験してないのに、もう見ただけでマスターしたとヤンキーくんは主張し始めたのだ
10年ほど前にさ、アプリで将棋を始めたんだ
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