【朗報】 清原和博さんプロが相手にしてくれないから高校野球に照準を定める

２０１６年に覚醒剤取締法違反の有罪判決（懲役２年６カ月）を受けた元プロ野球選手、清原和博氏（５２）が１５日、執行猶予４年の満了でコメントを発表。
今後の人生を「原点でもある高校野球に捧げたい」と決意表明した。

この日発売の著書「薬物依存症」を発行した、文藝春秋を通じて公表された書面の一部には、直筆で「不安、絶望、微かな希望。これが今のぼくの全てです」とつづられていた。

厚生への大きなハードルを超えたが、清原氏はファンや関係各位へ改めて感謝と謝罪をするとともに、「逮捕されてから、
この４年間で私自身がどのように変われたのか、実感や自信を持てずにいるというのが正直なところ」と胸中を吐露。

「生きがいを見つけようとする中で、いかに野球によって救われてきたかということを再認識した」といい、「薬物との戦いに終わりはありませんが、
これからの人生を薬物依存症で苦しむ人たちと、野球界、とくに私自身の原点でもあります高校野球に捧げたいと考えています」と今後の展望を明かした。

昨年１１月に都内で行われた公開トライアウトで、監督としてユニホームを着たときのこと。
「背番号は西武時代の『３』を着けたが、本人は当日の最後の最後まで強硬に『７０』を着けたいと訴えた」（関係者）。
巨人を戦力外になった際、手を差し伸べてくれたオリックス・仰木彬監督の番号だった。

２００５年に亡くなった名将は勝負師の冷徹さ、豪快な生き様、厚い人情味で知られた。恩師に恥じない球道を歩めるだろうか。

新しいな