スマホでアングリーバード（セガ）をプレイ中にイスラエル政府製作のグロ広告が流れ子どもがトラウマになる事案が発生

イスラエル寄りのグラフィック広告が子供向けビデオゲームに登場

October 30, 20239:10 PM GMT+9Updated 2 hours ago
10月30日（ロイター通信） – マリア・ジュリア・カシスがロンドン北部のテラスハウスで食事をしていたとき、6歳の息子が顔面蒼白のままダイニングルームに飛び込んできた。

彼のアンドロイド携帯のパズルゲームは、ハマスの過激派、恐怖に怯えるイスラエル人家族、ぼやけた生々しい映像によって中断された。黒い画面にはイスラエル外務省からのメッセージが映し出され、この小学1年生の少年に "WE WILL MAKE SUREAT THOSE WHO HARM US PAY A HEAVY PRICE（私たちに危害を加える者には、必ず重い代償を払わせる。）"というメッセージを送った。

ブラジルのバリスタ、カシスさん（28歳）は、この広告が息子を不安にさせ、すぐにゲームを削除したと主張した。

「息子はショックを受けていました。彼は文字通り、"この血まみれの広告が私のゲームで何をしているんだ？"と言いました」。

サランガさん一家だけではないが、ロイターはこの広告が彼女の息子のビデオゲームとどのように関係しているのか特定できていない。ロイター通信は、ヨーロッパで少なくとも5件のこのような事例を追跡し、多くの子供を含むプレーヤーが、ミサイル攻撃、燃え盛る爆発、覆面をした攻撃者などを含む、同じ親イスラエル映画にさらされていることを確認した。

この広告は、セガ傘下のロビオが開発した有名なゲーム「アングリーバード」の中で、少なくとも1回表示された。

ロビオは声明の中で、「不穏な内容のこれらの広告が、どういうわけか誤って我々のゲームに入り込んでしまった」と述べ、現在手動でブロックしていると述べた。同社を代表して、広報担当のロッタ・バックルンドは、「十数社の広告パートナー」のうち、どの広告パートナーがこの広告を提供したのかについては伏せた。

イスラエル外務省のデービッド・サランガ・デジタル部長は、この動画が政府主催のコマーシャルであることを認めたが、どのようにしてさまざまなゲームに入り込んだのか「まったくわからない」と述べた。

イスラエル外務省は、10月7日にハマスがイスラエル南部の市民を攻撃してガザ戦争が勃発して以来、オンライン広告に150万ドルを費やしてきた。同氏によれば、スポンサーは規制当局から「18歳未満はブロックするように」との明確な指示を受けていたという。

サランガは、広告キャンペーンのグラフィック・コンテンツを擁護した。

「私たちは、イスラエルで起きたことを世界に理解してもらいたいのです。大虐殺なのです」。
https://www.reuters.com/world/graphic-pro-israel-ads-make-their-way-into-childrens-video-games-2023-10-30/

傍から見たら頭おかしいのはネトウヨと一緒